メンタルケアに役立つ機能性成分について
近頃はうつ病などの精神疾患が増えています。そこで今回はメンタルヘルスに関するとても役立つ成分についてご紹介していきます。
近年、精神疾患の患者数が400万人以上にも昇ります。例えばうつ病などの精神疾患は年々増加して、2017年には日本の総患者数が400万人を超えました。精神疾患は、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病とともに「5大疾病」に数えられます。今では日本人の国民病であるとも言えますね。
精神疾患の総患者数の家外来患者数は15年前と比較すると約1.7倍にも増加していました。そのうちわけで最も多いのが躁うつ病を含む気分(感情)障害で、120万人以上に達するほどです。また、認知症(アルツハイマー型認知症)は51.3万人で、15年前と比較しても約7.3倍にまで増加していました。
うつ病の増加の背景には、約半数の人が日常生活で悩みストレスを感じていることです。また認知症(アルツハイマー型認知症)の増加には高齢化の進展が考えられるでしょう。
そこでサプリメントを使用したメンタルケアに役立つ成分をご紹介します。
例えば青魚などに含まれる EPA や DHAなどのオメガ3系 脂肪酸は、脳神経系の働きに欠かせない栄養素となります。また気分の落ち込みが気になる場合には、ハーブの一種、セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ) もお勧めします。
ヨーロッパでは気分の落ち込みに対してセントジョーンズワートが広く用いられており一般的です。もちろんエビデンスレベルの高い研究でその有用性が確立しているほどです。
このようにサプリメントを用いてこれらの機能性成分を上手に活用しメンタルヘルスに役立てていただければ幸いです。
葉酸で認知症やうつ病対策はできるのでしょうか?
タンパク質の代謝で生じる有害なアミノ酸の一種、ホモシステインの血中濃度が高くなるとアルツハイマー型認知症を含む認知症の他に、うつ病のリスクとなることが近年知られるようになりました。
ビタミン B 群の一種、葉酸はホモシステインの増加を抑える働きがあるため認知症・うつ病の対策にとても有用であることがわかりました。葉酸は熱に弱く、水に溶けやすいため確実に補うためには効率よく摂取できるサプリメントの利用がとてもおすすめです。
今回ご紹介したメンタルヘルスケアに役立つ機能性成分をまとめます。
EPA :脳神経系の働きに欠かせない。認知症予防におすすめ。
セントジョーンズワート:うつ病など気分の落ち込みを緩和します。
葉酸:アルツハイマー型認知症やうつ病対策に有用です。
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