国保加入者健康診査でメタボ削減

生活習慣病対策として京都市は、市国民健康保険加入者を対象に始める「特定健康診査」の実施計画をまとめています。受診率を高めながら、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当者を2012年度までには、10%減らす数値目標を掲げています。

 

特定健康診査は、4月に施行される高齢者医療確保法に基づいて、40歳から74歳を対象にして行います。腹囲測定のほか高血圧や糖尿病などの可能性を調べて、基準を超えた該当者は保健師ら専門家の支援によって、計画的に体質改善する特定保健指導を受けることになります。

 

 

京都市は2008年度の受診率を40%、指導実施率を30%と設定して、2012年度には受診率65%、指導実施率45%とする目標を定めました。しかし、40歳以上の国保加入者を対象に実施してきた「市民健診」の受診率は2006年度推計で26・5%と低いままです。

 

 

目標達成率が低い場合には、市国保会計から後期高齢者医療の会計に支払う支援金が増える仕組みとなっているために、現状よりも受診者を大幅に増やさなければなりません。国保加入者の受診料は40歳から64歳の人は500円、65歳以上は無料で「受診券」が送られてきます。

 

 

メタボリックシンドロームの該当者とメタボ予備群を合わせた割合は、男性が42・7%、女性は11・6%で、全国平均を下回ったようです。

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