湯川 鶴章
![爆発するソーシャルメディア セカンドライフからモバゲータウンまで グーグルを超えるウェブの新潮流 [ソフトバンク新書]](http://ec1.images-amazon.com/images/I/11fxIe5CkTL.jpg)
定価: ¥ 735
販売価格: ¥ 735
人気ランキング: 5617位
おすすめ度:

発売日: 2007-03-16
発売元: ソフトバンク クリエイティブ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
爆発するソーシャルメディア セカンドライフからモバゲータウンまで グーグルを超えるウェブの新潮流 [ソフトバンク新書]は久しぶりに自分のお金を出して購入した書籍です。いつもはお友達の持っている本を借りたり、図書館で読んだりするんですけど、この爆発するソーシャルメディア セカンドライフからモバゲータウンまで グーグルを超えるウェブの新潮流 [ソフトバンク新書]は久しぶりに自分で購入して読んでみたいと思いました。
なぜならある雑誌に掲載されていた書評を読んだからです。また、次の日にネットで検索をしてレビューを読みました。そして思ったんです、「早く読んでみたい」と。
私自身がそうだったのですが、この爆発するソーシャルメディア セカンドライフからモバゲータウンまで グーグルを超えるウェブの新潮流 [ソフトバンク新書]を読んだ後はきっとあなたの世界観を180度変換してくれると思いますよ。すでに多くの読者がこの1冊を評価しているところが、価値の高いことを証明してくれていると思います。
自分が今していることは一体どういうことなのか、把握したくて手にしました。
自分が今していることは一体どういうことなのか、把握したくて手にしました。
最近Youtube、mixi、Flickr、はてなブックマークを使う機会が増えてきていて、
むしろ積極的に使おうとしている自分が居ます。
自分が今していることは一体どういうことなのか、把握したくて手にしました。
現在の僕の行動が流行(?)に振り回されているわけではなく、要求・欲求に
したがっている事がわかり、少し安心しました。
本書では、ソーシャルメディア(≒コミュニティビジネス)全般を俯瞰しています。
これをビジネスとする場合、参加者が増えれば増えるほど便利になるという
ネットワークの外部性から先手必勝としています。
特に、競合する場合は、要求・欲求にどれだけ素直に従えるかという居心地の良さが
重要としています。
同じようなサービスがあるときどちらを使うか考えると、前述の2点は納得できます。
大量の情報量と、差し障りのない知見
Web2.0に限らず、知の創育と発信、感動の共有という生理的欲求を将来の人間社会を統べる動機とした上で、今はどうなるか分からないセカンドライフや行動ターゲティング広告を、その利便性の為にブログやSNSと同様に我々が受け入れるに違いない、と論じられている。ネットの利便性に日々浴している人間からすれば、それは最大公約数的な知見に受け取れる。著者の経歴や知識,考え方からの一方的な理屈と感じる部分があるのは、米国での事例が多いのは仕方ないにしても、日米の国民性の違いが(数人の意見だけで)真っ向から否定されてあること。高画質プリンタやモバイル、匿名掲示板など日本発の文化は数多く、アメリカ企業の入れものには馴染まないものもあるのではないだろうか。梅田望夫氏の「ウェブ進化論」同様、ネット住民をひとくくりにしてしまって、その性善説とボランティア精神からなる理想郷が語られているように思えてならない。
クリエイティビティ礼賛・WEBの現状把握には良いかも
著者の主張を一言で要約すると、元気の良いタイトル通り「ソーシャルメディアを通してのクリエイティビティの開放」につきるでしょう。
ブログ、mixi、マイスペース、ユーチューブ、セカンドライフ、etc...、WEBを奮うソーシャルメディアの現状説明に多くが割かれており、広範にカバーされている反面、これらの内容は同系列の書籍を既に何冊か読んでいる人にはさほど収穫がないかもしれません。が、逆にこの方面についてこれから調べていきたい人が、最近のSNSの状況を広く浅く把握するのには良い内容だと思います。
そして、マルクス経済学やマズローの法則も引き合いに出し「表現欲求」について、物質的、経済的に満たされた今、ソーシャルメディアが個々のクリエイティビティを開放する、という主張を展開します。
あえて挙げるマイナスポイントとしては、筆者の個人的思い入れの強さが節々に感じられる点(表現欲求については文中筆者自身認めている)、後半にかけて登場する「グーグル VS ソフトバンク」という図式や、説得力に欠けるGoogle批判は「?」な印象です。筆者自身、技術的なことに関して "実はよくわからない" と文中記しておきながら、説明らしい説明もないまま "グーグルの技術力は本当にすごいのだろうか" という一言を軽く出すのは、著者のIT記者としての公正さを少々疑ってしまいます(そもそも今回のテーマに「第5章 グーグル VS ソーシャルメディア」は必要なかったのでは?)
テーマや内容自体は悪くないのですが、主観的偏りが多々感じられる点、及び説得力と根拠に乏しいGoogle批判のため星2つです。これらを考慮した上で読むのが有益でしょう。
