眼球内の圧力が高まって、視神経が侵され、視野(見える範囲)が狭くなったり、視力が落ちたりする病気が緑内障です。「目の成人病」といわれる白内障とともに、適切な治療が行われないと、失明することがあります。多くの場合、非常にゆっくりと視野が欠損していき、本人が気がついたときには、手遅れという場合がしばしばあるのです。傷害を受けた視神経は再生することはなく、失われた視力や視野は回復しないのです。緑内障は、早期発見・早期治療が大切といわれるのはそのためです。40歳以上の30人に1人が緑内障と診断されていますが、高齢化が進む20年後には200万人を超えるものと予測されています。緑内障の場合、悪化してから眼科に行くのでは遅いのですが、現在、実際に診断と治療を受けている人は、そのうちの約20%で、残りの約80%の人は治療を受けていないのです。大切な目、定期的な眼科検査を受けることがとても大切なのです。
