活性酸素の正体

活性酸素とは、「身体の産業廃棄物」です。運動選手の寿命がなぜか短い原因は、活性酸素にあるといわれます。なぜならば、私たちの身体を構成している60兆個の細胞には、いわゆるエンジンの役目を果たす「ミトコンドリア」という器官があります。
車のエンジンがガソリンをエネルギーに変える際に、排気ガスを出します。活性酸素もこれと同じように、呼吸によって吸い込んだ酸素のうち2-3%が活性酸素に変化するのですが、私たちの体内でエネルギーに変わった後に、残ったものが廃棄物となるのです。 ジョギングを1日に1時間しただけでも、運動をしなかった人と比較して1.4倍もの活性酸素が発生するといいます。 つまり、短時間に大量の酸素を消費する激しいスポーツの場合、その運動量に比例して活性酸素も大量に発生することになります。動物実験でも、人間を含めた動物の寿命と酸素摂取量とを比較すると、酸素を大量に摂りいれると活性酸素も多く発生することがわかっています。 そこで私たちは、活性酸素が大量に発生するたびに、活性酸素を消去する工夫をしておかないと、細胞が傷つき、病気を引き起こし、さらには老化を進める結果になることが明らかになりつつあります。

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