過換気症候群の患者はさまざまな思いや悩みを抱え込み、コントロールできない状態になっていたり、発作への不安にかられて常に恐怖を感じていることもあります。まずは、臨床心理士のカウンセリングを受けることで現在の状況を把握して、心の安定を取り戻すことが大切です。発作を悪と考えず、体や心が発するSOSとして受け取ります。まずは発作をなくすことを最優先にしないで、過換気症候群を起こす要因を整理するのです。どんなときに発作がおき、その発作はどのくらい続き、そしてどんな気持ちがして、その発作はどんな風に終わるかという状況を整理し、その原因を明らかにすることによって自分をコントロールしやすいものへと変えていきます。かなり整理がついてきた頃には、現実的な環境整備をしたり、リラクゼーションの方法を見つけます。また自分自身の性格を変えるというより、自分がどのように考えがちかなどを考えて見つめなおします。これらの方法を組み合わせて、過換気症候群に対して少しずつ自分で対処していると、最終的には発作もおさまり不安感も消えていきます。
