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急性と慢性

緑内障には、先天的な異常によるものや、老化に関連して起こるもの、他の病気が原因で起こるものなど、色々な種類がありますが、大きくは2つに分かれます。徐々に進行する「慢性緑内障」と、目の痛みや吐き気など、強い症状が急激に現われる「急性緑内障」です。急性緑内障は、房水の出口がふさがれ、眼球内に房水が溜まり、眼球内部の圧力が急速に上がることで起こります。急激な視力低下、眼の痛み、激しい頭痛や吐き気、嘔吐が起こります。このため、脳やおなかの病気と間違えられて、手当てが遅れ、失明する場合があるので注意が必要です。この緑内障は特に女性に多く、男性の3倍も見られます。房水の出口は狭くないのに、眼球内部の圧力が次第に上昇するのは、出口にあるスポンジのような組織が目詰まりするためです。慢性緑内障は遺伝的に目詰まりしやすい体質の人に発病しやすく、10年、20年と長い年月をかけて進行します。普段は両眼で見ているため、片眼の視野が欠けていたり、視力が低下しても気付かないことが多く、初期には自覚症状がなく、急性緑内障より、慢性緑内障のほうが多く見られ、本人も気がつかないうちに視野が狭くなってしまいますので、早く発見し、早く治療するためには、眼底検査、眼圧検査、視野検査など眼の検査を定期的に受けることが大切です。

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